難聴について

2021.05.24

難聴とは聴覚が低下して音が聞こえにくい状態をいいます。

難聴の種類について

難聴には伝音性難聴と感音性難聴、伝音性難聴と感音性難聴が合わさった混合性難聴の3種類があります。

伝音性難聴とは

耳介や外耳道、鼓膜、耳小骨など音を伝える器官に問題が生じることが原因で起こる難聴のことをいいます。

医学的に治療できる可能性があります。

伝音性難聴の特徴と症状

外耳または中耳の障害により音が伝わりにくくなります。

中耳炎などの病気が原因で起こるケースと、先天的な耳小骨の奇形などが原因で起こるケースがあります。

処置や手術が有効であり、多くの場合はそれらの方法を用いることによって症状が改善されます。 回復しない場合でも内耳神経には障害がないので、音さえ大きくなれば良く聞こえる様になる為、一般的に補聴器は有効です。

伝音性難聴の治療

投薬や手術などが主な治療法だと言われています。

中耳炎などの炎症が原因で難聴が生じている場合、早期発見することで投薬治療のみでも治る可能性があります。

また、先天的な耳小骨の奇形などが原因で難聴が起こっている場合、手術をすることで症状が改善されるケースも少なくありません。 しかし、手術や治療が有効なのか補聴器が有効なのか治療方法は、年齢や症状などその人それぞれの条件によって最適な治療法は変わってきます。自分にとってどの治療法が適しているのか、主治医とよく話し合うことが大切です。

感音性難聴とは

内耳または脳への神経経路における感音器の障害による難聴です 神経系の障害で言葉の理解力が悪化します。治療や手術による聴力改善は困難です

感音性難聴の特徴と症状

低音域や高音域だけが聞こえにくいというより比較的全域の聴力低下が見られます。

加齢性難聴、突発性難聴、騒音性難聴がこれに当てはまります。

音を感じる有毛細胞が減ってしまい音の違いが分かりにくくなる為、音は聞こえても言葉の聞き取りが難しくなります。 補聴器を使用しても正常に聞こえる様になるのは困難です。

感音性難聴の治療

突発性難聴は早期発見・早期治療が基本となる病気で、早めに治療すればするほど予後が良くなります。なるべく発症から48時間以内に病院で診察を受け、治療を開始していきます。

反対に発症してから時間が経てばたつほど聴力が元に戻りにくくなります。48時間以内で病院に行くのが難しければなるべく一週間以内、遅くとも二週間以内には病院へ行くようにしましょう。1か月以上経過してから病院に行ったとしても治療の効果が薄く、聴力はほぼもとに戻らないと考えられています。

騒音性難聴は大音響によるダメージを受けなくて済むよう耳栓をしておくことです。

また騒音のある現場に四六時中いるのでなく、離れられる時間帯には離れて耳を休ませることが大切です。

混合性難聴とは

伝音性難聴、感音性難聴の組み合わせで、両方の症状があります。

どちらの症状が強いかは人それぞれです。

最後に・・・

如何でしたか?

難聴には様々な種類があり、症状や処置の方法も様々です。

さくら補聴器では難聴の種類や耳の状態に合わせた最適な補聴器をご紹介しておりますので、お気軽にご相談ください。